クレジットカードを使って購入ができるのに、あえて現金化をする目的とは
クレジットカードを持っている人であれば、クレジットカードを利用すれば商品の購入ができるはずです。
では、わざわざクレジットカードを経由して現金化する目的とは、どのようなことが考えられるのでしょうか。
そもそもクレジットカードの現金化とは何か
クレジットカードで買い物をする方法は主に2種類あります。
- ショッピング枠を利用して、限度内の金額で買い物をする
- キャッシング機能を利用して、クレジットカード会社にお金を借りる
クレジットカード現金化にはいくつか方法があり、上記いずれかの方法で一度クレジットカードで商品を購入します。
共通点はクレジットカードで購入してから、一度手元に商品が届くという点です。
具体的な換金方法の例は以下のとおりです。
転売で現金化
電化製品やブランド品、ゲームなどの商品を購入して、フリマサイトで転売したり、リサイクルショップに持ち込みをする
相当なお宝商品やプレミアがついていない限り、購入した金額以下の金額で売れることが多いため、金銭的には損をする確率が高いです。
商品を返品する
こちらはなんと購入した金額が全額現金で手に入りますが、送料など手数料がかかることがあります。
換金率の高い商品を購入して、業者に買い取ってもらう
換金率の高い商品を購入して現金化する方法ですが、新品未使用の商品でも、ほとんどの店舗で定価割れでの買取になることが多いです。
どんな人がクレジットカード現金化を行うのか
商品がほしい人はクレジットカードを使用すれば良いので、現金がすぐに手元にほしい人は、これらのことが考えられます。
- 冠婚葬祭のご祝儀や香典
- クレジットカード払いができない病院での医療費
- 市役所など行政関連にて、証明書発行手数料
- 給食費や修学旅行の積立金、部活の費用など、学校関連
世の中はキャッシュレスになりつつありますが、こうやってみるとまだまだ現金払いは根付いていますね。
支払いを忘れていて、急に現金で支払ってと言われても、確かに困ることがあるかもしれません。
まとめ
急な入用で手元に現金を用意できて一安心かもしれませんが、現金化をする際には手間と時間がかかる上に、結果的に損をすることが多いです。
クレジットカード現金化は現在のところ違法行為にはなりませんが、クレジットカード会社は認めていなく、規約にはクレジットカード現金化の行為を禁止する旨が記載されています。
最悪の場合、カードの利用停止や強制退会も考えられ、あまりにもリスクが高すぎます。
どうしても「現金」が手元に必要になることがあるかもしれませんが、クレジットカードの現金化はなるべく避けたいところです。